ペットホテルトリミング
仔犬・仔猫を家族の一員に迎えた方へ
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毎日の健康のために
以前は、犬や猫たちは人と一緒に暮らしている動物として「ペット」と呼ばれていましたが、近年は家族の一員として「コンパニオンアニマル」という呼称をよく耳にするようになりました。それに伴って動物さんたちの寿命は長くなり、今までは見られなかった病気も増えてきました。また、飼い主さんたちの考え方も「病気になったらしょうがない」というものから、「少しでも長生きしてほしい」というものに変わってきております。動物さんたちが長生きするために大切なことは、「予防」「病気の早期発見=定期検診」です。
予防について
たとえば猫の白血病や、犬のフィラリア症は一度感染・発症すると命に関わる重篤な状態に瀕したり、完全に病気をなくすことが難しい病気ですが、これらは、ワクチンや、定期的な予防薬の投与で防ぐことができます。このような病気で命を落とさないためにできることは 「予防」を徹底することです。予防といってまず思い浮かぶのは、ワクチンの注射やノミやダニを予防するお薬をつけることでしょう。 しかし、予防というのはお薬を使うだけではありません。 例えば、関節炎などを起こさないように、食事や体重に気をつけることは怪我の予防に大きく貢献します。また、長生きするために腎臓に負担をかけない食事を選ぶことも腎不全の予防としては効果的です。このような毎日の生活の中で無理せず行える「長生きのための予防」に飼い主様と積極的に取り組んでいきたいと考えています。
病気の早期発見は定期健診で
また、病気の中にはきちんと気をつけていても全く予兆なく突然現れるものもあります。 代表的なものとして心臓の病気があげられます。動物たちは元々が我慢強い性格ですから、初期の段階ではなかなか症状として認められません。このような病気をできるだけ早期に見つけるために必要なのが「定期健診」なのです。人間は30歳と60歳に定期健診を受けるのがもっとも理想的といわれています。人間でもがん検診や人間ドッグがありますが、動物たちにおいても必要な項目は人間とほとんど一緒です。当院では、飼い主様の希望に合わせて、いくつかの検査を組み合わせて提案させていただきます。 最も一般的なものは、
  •  一般身体検査:聴診、体重測定、検温、体つきや皮膚のチェックなど
  •  尿検査:腎臓の機能のチェック、おしっこに異常がないか
  •  血液検査:貧血や炎症がないか、肝臓などの内臓の機能のチェック
  •  レントゲン検査:肺や心臓に異常はないか、内臓の形や大きさは正常かの組み合わせです。
もう少し詳しく検査をしたいという方には、上記に加え、
  •  糞便検査:うんちの中に寄生虫がいないか、消化不良はないか
  •  心臓超音波検査:心臓の形態・機能に異常はないか
  •  腹部超音波検査:肝臓や腎臓、腸などに異常はないか
なども行っております。 定期健診を受けられた方には、検査結果報告書をお渡しいたします。また、検査結果を踏まえ、これからの生活で気をつけていただく点などを飼い主様に伝え、動物たちが健康で長生きできる生活スタイルを一緒に相談していきます。 定期健診は基本的に予約制となります。まずはお電話にてお問い合わせ下さい。